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自民・与謝野氏に聞く

‐‐なぜ消費税の議論が必要なのですか。

 歳出削減には限度がある。その際にどうするかという問題だ。法人税は常に下向きの圧力がかかり、直接税を上げるのは至難の業だ。後の世代が見えない負担を積み重ねている状態はどこかで断ち切らなければならない。(基礎年金の国庫負担引き上げ財源は、消費税以外に)他に税目がない。

‐‐基礎年金を全額方式とする民主党案についてどう考えますか。

 民主党の主張している部分を全部取り入れて、予算編成のシミュレーションをやってみようと思っている。相当(歳入に)穴があくんじゃないかなと思う。

 (7月の参院選では消費税引き上げ論議を)みんな逃げた。自民党は逃げない。あらゆる政策で民主党と協議すると福田康夫首相が言っているが、協議が始まる前提は自民党が正論を言うかどうかだ。1%ずつ上げて選挙で負けていたらしょうがない。選挙で負けるんだったら、ドーンと上げなくてはいけない。

‐‐道路特定財源の一般財源化の使途は。

 揮発油税は道路をよくすると言ってみんな払っている。しかも暫定税率を乗せて払っている。それをよそに使うのは納税者との信頼関係でいいことじゃない。道路に多少関係のあるもの、環境的なものに使途を増やせば実質的な一般財源化になる。暫定税率は(06年度末の閣議決定通り)下げるべきではない。

毎日新聞 平成19年10月17日(水)掲載
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