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経済閣僚に聞く 与謝野馨経済財政担当相

「ばらまき手法」有効ではない 就任会見で「昨年の暮れから景気後退が始まった可能性がある」と述べました。

政府の正式見解は7日の経済関係閣僚会議で(月例経済報告として)発表する。(就任前に)在野で判断していると、どんどん景気は悪くなってくるとの実感があった。正直な実感を申し上げた。

政府が策定する総合的な景気対策のポイントは?

ばらまき的な財政出動は取ることができないし、有効ではない。財政規律を守りながら、どういうことができるか模索していきたい。減税(導入の是非)は、税制全体の議論の過程で出てくる話で、今から予断を持てない。米国では「戻し税」を行っているが、日本では、まだそういう議論をする人はいない。

福田康夫首相から「改革の司令塔」を任された。経済財政諮問会議の運営手法は?

閣僚も民間メンバーも個人が自由な発言をして、議論きちんと盛り上がることが大事。それでこそ世間の注目が集まるし、政策実現のために一定の効果がある。もう少し大胆に議論していただいていい。

来年度の消費税増税は困難ですか。

消費税抜きで将来の財政は語れないが、どういうタイミングで導入するかは、経済の状況とか、国民の意識とか、社会保障の財源などを幅広く考えないといけない。法案のことを考えれば、今のようなねじれ国会では、何か物事があっという間に決まる状況ではない。

毎日新聞:平成20年8月6日(水)
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