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は語る(最新更新分) 

2014年10月22日(水)

女性閣僚が二人辞めた。議員を務めて来た自分としては、やりきれない気持ちである。

まず、議員になることの難しさを国民に知ってほしいと思う。

今のように政治資金が法律で雁字搦めになっている中で、法律を曲げないで資金を集めることは難儀な事である。生まれつきのお金持ちや、家族から継承する地盤が有る人の事を羨ましく自分も思っていた。「政治活動の自由」と言う考え方には、政治資金もまた、国家の統制を受けないという考え方が入っている。

お二人の今後だが、これで何もかも終わったと考えるのは早計で、お二人のこれからの活躍を期待している。その為には政治家としての手厚い知識と幅広い人生経験が必要なんであって、起こってしまった事をいくら嘆いても仕方が無い。

まず、気持ちを整理して、すっきりとした心境で次の時代に進んで欲しいと思う。応援をしていた二人だけに特に残念だが、人生は「塞翁が馬」であると思ってほしい。


2014年10月21日(火)

二人の女性閣僚が辞めて、大事件の様に報ぜられている。

二人の閣僚は夫々縁があって、これから伸びて行くと期待していたのに、ちょっとした躓きで、政治生活を難しくしている。

松島みどりさんは、私が自民党東京都連の幹事長をしている時に、公募で選ばれた候補者で、当時、新しい血が自民党に入ってこなければ、かつての恐竜のように死に絶える可能性があると考えていて、文句を言う人も多かったが、説得に説得をして出馬することになった経緯を思い出す。

小渕さんはお父様の小渕元総理と長い間深い付き合いがあった。印象的なのは、私が二回目に大臣を拝命した通産大臣の時で、誰も予想しない中、小渕元総理に任命された。

病気は小渕元総理を不幸にした。そして同時期に、日本の進路にとって重大なマイナスがやってきて、小渕元総理以降、安定した上手い内閣が作れなくなっている。

お二人とも若い。チャンスはこれからいくらでもある。政策の面でも人柄の面でも、誰にも負けないで欲しい。漢詩を読んでいくと、お二人に似たケース、さすらいの上で復帰の談がずいぶん載っている。


2014年10月15日(水)

最近、私の周りの人たちが口々に言うのは、アベノミクスは失敗だった、綻びが出始めたというものだ。

経済評論家も円安の効果を持ち上げながら、最近はその逆の立場の様である。

日本の経済政策にどんな名前が付いていようが構わないが、この政策の失敗は円安になれば輸出が増えると従来の説に従って考えた事だ。

輸出は減った。円安にしても輸出が減って経常収支が赤字になる。日本人の作り出す品物やサービスが他に負けている、こんなことは長く続けられない。こんな世の中を子供たちの世代に残せない。

本当に必要なのは本当の成長で、カジノなどやってGDPを膨らませるナンセンスは少し考えてほしい。

外国人に負けない為には時間と努力がいる。日本人の人間力を最大に引き出す、政治のリーダーシップが欲しい。貧しくとも美しく生きると言うのはお話であり、豊かな文化芸術が花開く日本が欲しい。


2014年10月14日(火)

台風19号が通り過ぎて、東京は突き抜けるような青空となった。是非2020年のオリンピックの開会式は、今日の様な天気を期待したい。

私の父は、50年前に行われた東京オリンピックの事務総長として大会の裏方をやっていた。父の公職の最後はイタリア大使だが、オリンピックが事実上の最後のお勤めであったように思う。

その父は大酒飲みで、40代でアルコール肝炎になり、それ以降も母の苦情にも拘わらず、20年酒を飲んでいた。しかし、公私のケジメはきちんとしていて、「開会式の切符を一枚欲しいのだが」と頼んでも、『むずかしいよ』の一言だった。

今度の組織委員会の政治マタ―は森会長、事務マタ―は武籐事務総長と期待される最高の布陣だ。私もJOCの団体『スポーツ芸術協会』の会長を拝命し、黒川理事長とともに末席を汚している。是非子供達には、オリンピックの芸術的側面を理解してもらいたいと考えている。

JOC50周年のイベントで、ハンマー投げの金メダリストにお目にかかったが、余りにも頑丈そうな体に圧倒された。


2014年10月8日(水)

友人が、世界が直面する問題は何かと聞くので、概ね次の様に答えをした。

@世界の資本主義国を通じて、格差が広がっている。既得権を持っている労働組合は何もしない。自分たちさえ良ければ良いと思っている。労働者間の格差を見よ。

A各国の議会の民主主義が上手く動いていない。考えられないスコットランド独立運動を見よ。アメリカの「ティー・パーティー」を見よ。アメリカでは、オバマ大統領と議会の戦いがこれから始まる。日本の民主主義派は自公が強くて、国会での真剣な政策論議等は聞きたくても、聞こえてこない。

B世界の貧困問題は、日本も自分自身の問題と捉えないと悲しい出来事がこれから起きる。

Cアベノミクスだの訳のわからないことを言うのではなく、日本はこの21世紀、何を生活の糧にしていくのか。他の国に負けない経済をどうやってつくるのか。

だらだらと書いたが、これが私の友人の心配に対しての回答である。


2014年10月7日(火)

博打に詳しい友人が来て、日本でカジノをやるのは止めた方が良いと言う。何故かと訊ねたら、幾つかの理由を挙げてくれた。

まず、日本は博打が多い。競馬、競輪、モーターボート、自転車、オートバイ、プラスtotoをやり、宝くじまで含めたら限界だと思う。真っ当な仕事は、真っ当な財源でやらなければいけないと思う、と言う。

カジノを始めたら、そこがどういう場所になるか想像したらよい。まず組織犯罪がはびこる。売春は日常的になる。麻薬など危ない薬で風紀が乱れる。ラスベガスは一見健全な街に見えるが、裏に回ればカジノの利権を巡って、命懸けの戦いをしてきた。

ピストルの打ち合いなどは日本にないが、日本の暴力団が持っているピストルは、二十万丁と言われているから、危ないことこの上ない。

高々、一千億位のお金を作るのだとしたら、税でまともに頂くのが正しい。

その外国の友人は、日本の治安の良さに驚きながら、犯罪の種をばら撒きたい連中がいるのが判らないと言う。


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ロフィール 
プロフィール
  • 2013 旭日大綬章 授章
  • 2011 国務大臣
               (経済財政政策担当・少子化対策・男女共同参画担当)
               (社会保障・税一体改革担当)
  • 2010 たちあがれ日本共同代表
  • 2009 財務大臣 国務大臣(金融担当)
  • 2009 財務大臣 国務大臣(経済財政政策・金融担当)
  • 2008 国務大臣(経済財政政策担当)
  • 2008 国務大臣(経済財政政策・規制改革担当)
  • 2007 内閣官房長官
  • 2005 国務大臣(経済財政政策・金融担当)
  • 2004 自由民主党政務調査会長
  • 1998 通商産業大臣
  • 1996 内閣官房副長官
  • 1994 文部大臣
  • 1993 衆議院議院運営委員長
  • 1984 通商産業政務次官
  • 1976 衆議院に初当選
  • 1963 東大法卒 サラリーマンを経て
  • 1938 8月22日生まれ。港区立麻布小、麻布中・高卒

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