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政策

2016年 3月17日

政策雑感(17)

  1. 東電の幹部3名が起訴された。
  2. これは普通の起訴ではなく、検察庁が不起訴にしたものを「検察審査会」が2度にわたり起訴相当という結論出したことによる起訴である。
  3. 検察役は検察庁はつとめない。裁判所が選んだ弁護士が検察官の役割を果たす。
  4. この問題は
    1. 津波はどの学者も予想しなかった大きさであったこと。
    2. 原子力は国策であり、電力会社は利益を追求する普通の会社とは異なる。
    3. そもそも原子力発電所の全ての設計・検査は国の仕事であって、会社の勝手でいろいろ決められない。
      福島の発電所も国の基準で作られており、また津波の想定の最高値も国が認めたものである。
    4. 3人の民間人に責任を押し付けるなどということは、国としては恥ずかしいことであり、またあるまじきことである。
    5. 事故発生後の対応も持てる知識と経験を全て使ってやったと私は思う。
    6. 国の責任はどうした。基準を作り、検査を行った役所の責任は何処にいったのか。

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